断熱工事は、近年、一般住宅で普及している「高気密・高断熱」の
快適な空調環境づくりのためのものとは別で
火災時の安全性を確保するためにおこなう施工のことを指します。
一般住宅ですと「キッチンの排気ダクト」や
ビル・マンションでは、火災時の炎や煙を逃す「排煙ダクト」に施工されます。
火災が起きた際に、その炎が広がらないように必要な措置です。
消防による施工義務があり
施工の有る無しで火災時の被害状況は大きく異なります。
しかし、注意しておきたい点もあります。
施工に関しては義務と定められてはいるものの
点検においては、まだ義務化されていないのが現状で
修理や点検の際には、そのまま放置されたような不具合が見つかることもあります。
断熱工事の有効性が確認できるのは
万が一の事態だけですので、定期的な点検・修理が非常に重要といえます。
断熱工事に使用される断熱材は
古くなるに従って、その耐久性は落ちていきます。
寿命は15年程度が目安となります。
建物の築年数などに合わせて、メンテナンスをお勧めしております。
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2020.07.20